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はっぴぃえんど⁈

第35章 story35 あぷろーち❷ 〜はろうぃん☆ぱーてぃ〜

*Sside*

インターホンが鳴り、三人を出迎える。

智雅和「「「お邪魔します」」」

「いらっしゃい。まだ準備が途中なんだけどどうぞ」

雅「二人のマンションに初めて入った」

和「結構広いですね」

智「探検したいな」

キョロキョロ部屋のあちこちを見回しながら、リビングまで来ると「わぁ〜」と感嘆の声が上がった。

雅「すごいっ。これどうしたの?」

部屋中に飾られたハロウィングッズに驚いている。でも、まだ途中なんだよね。

潤「おっ、いらっしゃい。料理が出来るまでもうちょっとかかりそうなんだけど、手伝ってくれる?」

和「もちろん。何すればいい?」

潤「ニノは翔と一緒に、ハロウィンの装飾を頼んでいい?」

雅「俺は?」

潤「一応主役だから休んでて貰いたいんだけど、料理手伝ってもらってもいいかな?」

和雅「了解です!」

部屋を探索しはじめた智くんは放っておいて、それぞれ準備にとりかかる。

俺は、ニノと一緒にガーラントを飾りつける。

和「翔さん、ここ届かない」

「あっ、そこのスツールに乗っていいよ」

和「分かりました。あっっ」

バランスを崩したニノが落ちてくるのが、スローモーションのように見えて…。

「ニノっ」

慌てて駆け寄り、ニノの背中を全身で受け止めるように抱きしめた。


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