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はっぴぃえんど⁈

第35章 story35 あぷろーち❷ 〜はろうぃん☆ぱーてぃ〜

*Aside*

松潤のカッコいいドラキュラに見とれていると、次は俺の番だと言われ、着替えを始める。

松潤の後って、出にくいなぁ。どんなに似合ってても、霞んでしまう。まあ、張り合おうとは思っていないし、勝負は二の次だから、いいんだけど…。

そんなこんなしてるうちに、カウントダウンが始まり、ドアを開けてみんなの前にぴょこんと飛び出した。

和「…えっと相葉さん、それはなんですか?キツネ?」

潤「いや、レッサーパンダでしょ」

智「タヌキだよな」

翔「違うでしょ。犬だよね?」

「・・・えっ?」

自分の格好をもう一度確認してみる。
ゴールドブラウンの毛並みの可愛い耳付き帽子をかぶり、手には肉球付きの手袋。オオカミ男っぽい衣装からはフサフサのしっぽが揺れている。
オオカミに見えなかった?

「一応、狼男なんですけど…いや、どう見てもオオカミかと…」

翔「ぷっ、くふふふ…相葉くんわかってるよ」

リーダーもニノも松潤も笑っていて、みんなに揶揄われていた事に気付く。

「もう〜、やめてよ〜」

和「なかなか、男前のオオカミですよ」

翔「相葉くん、似合ってるよ」

智「うん、うん。似合ってる。ほらお手!」

「わん!って、だから犬じゃないって!!」

「「「「ハハハハ」」」」

みんなの笑い声がリビングに響いた。


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