はっぴぃえんど⁈
第35章 story35 あぷろーち❷ 〜はろうぃん☆ぱーてぃ〜
*Sside*
ニノと二人、ゴソゴソと袋から衣装を出し着替えを始める。
洋服を脱ぎ捨てると、ニノが「あっ」と何かに気づいたように、俺に近づいてきた。
和「翔さん…これ俺のせいだよね。大丈夫?」
よく見ると左の肩の所が鬱血していて、赤紫になっていた。
和「さっき、俺の事受け止めてくれた時でしょ。痛くない?」
翔「全然気付かなかったくらいだから大丈夫だよ。湿布貼るほどでもないし」
和「本当に大丈夫?翔さん、これから年末に向けてどんどん忙しくなるのに何かあったら…もしかして、他にもあるんじゃない?」
ニノが泣きそうな表情で、俺の体を視診し、怪我の有無を確認している。
和「他は大丈夫みたいだね。良かった…」
「大丈夫って言っただろ。ほらみんな待ってるから早く着替えよ」
ひと通り確認して安心した顔に戻ったニノ。着替えに取り掛かろうとすると、ニノの指が肩にそっと触れた。
和「早く治るおまじないしてもいい?」
「痛いの痛いの飛んでいけ〜」と子どもにするように、おまじないをしたニノ。
そしてそのまま鬱血している肩口に、優しくキスをした。
「えっ⁉︎」
驚いた俺は、ニノの方を振り返えると、ニノの茶色い瞳と視線が絡まる。
見つめ合いながら、キスに驚いたのと同時に、キスが嫌じゃなかった俺自身の心を整理していた。
ニノと二人、ゴソゴソと袋から衣装を出し着替えを始める。
洋服を脱ぎ捨てると、ニノが「あっ」と何かに気づいたように、俺に近づいてきた。
和「翔さん…これ俺のせいだよね。大丈夫?」
よく見ると左の肩の所が鬱血していて、赤紫になっていた。
和「さっき、俺の事受け止めてくれた時でしょ。痛くない?」
翔「全然気付かなかったくらいだから大丈夫だよ。湿布貼るほどでもないし」
和「本当に大丈夫?翔さん、これから年末に向けてどんどん忙しくなるのに何かあったら…もしかして、他にもあるんじゃない?」
ニノが泣きそうな表情で、俺の体を視診し、怪我の有無を確認している。
和「他は大丈夫みたいだね。良かった…」
「大丈夫って言っただろ。ほらみんな待ってるから早く着替えよ」
ひと通り確認して安心した顔に戻ったニノ。着替えに取り掛かろうとすると、ニノの指が肩にそっと触れた。
和「早く治るおまじないしてもいい?」
「痛いの痛いの飛んでいけ〜」と子どもにするように、おまじないをしたニノ。
そしてそのまま鬱血している肩口に、優しくキスをした。
「えっ⁉︎」
驚いた俺は、ニノの方を振り返えると、ニノの茶色い瞳と視線が絡まる。
見つめ合いながら、キスに驚いたのと同時に、キスが嫌じゃなかった俺自身の心を整理していた。