はっぴぃえんど⁈
第3章 story3 はっぴぃ❤︎ばれんたぃん⁈ M×S
目が覚めると、大好きな人の横顔がすぐ近くにある。
昨夜は何回したんだろう?
4回までは覚えているけど、その後の記憶は曖昧だ。
でも、心も身体も満たされたことは覚えている。
潤の顔を見ながら思いにふけっていると、軽快なメロディー音が聞こえてきた。
♪〜♪〜
サイドテーブルに置いてあるスマホが着信を知らせている。
ヤバイ。今何時だ?
「もしもし…」
マネージャー「もしもし、おはようございます。櫻井さん、今日は送迎なしで良かったんですよね?まだ来てないみたいだから心配になって…」
「送迎は大丈夫です。でも、今から向かうのでギリギリになるかも。後、ちょっとお願いが…」
マネ「何ですか?」
「あの…今日の松本の衣装なんですが、ハイネックでお願いします…」
マネ「………。分かりました。櫻井さん、こういう事は、今回だけですからね」
「ありがとう」と答え電話を切ると、急いで潤を起こす。
大声で呼んでも、体を揺らしてもムニャムニャ言うだけで起きる気配がない。