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はっぴぃえんど⁈

第37章 story37 あぷろーち❸

*S side*

智くんと一時間程飲んで帰ってくると、部屋に灯りがついていた。
きっと、今頃悩んでるんだろうな…智くん。

こっちも、潤と本音で色々話さないとな。

「ただいま」

潤「おかえり。遅かったね」

「智くんと久しぶりに飲んでたんだ。遅くなってごめんね」

潤「リーダーとなんで、珍しい」

潤がコップにミネラルウォーターを注いで俺に渡してくれる。
「ありがとう」と受け取って、ゴクゴクと飲み干してから、潤の隣に座り、今日の事を潤に話した。

「あのね、実は智くんに俺の気持ちを伝えてきた」

潤「えっ⁈」

驚いたようだけど、すぐに俺の方に体を向き直して、真剣に耳を傾けてくれる。

「俺さ…最初はね、ニノと相葉くんの気持ちを聞いてね、ありえないと思ってたんだけど…。最近その気持ちがわかるっていうか…。潤の言ったお試し期間は無駄じゃなかった。自分の本当の気持ちに気付かせてくれたから…。
あのね、潤を一番愛してる気持ちは変わらないよ。それでね…、相葉くんとニノの気持ちを受け入れて、智くんの気持ちも向いてほしいって思ってる…」

こんなことを思ってる俺を、潤はどう思う?
智くんには、潤を信用してるなんて事を言ったけど、本音で話した事はなかったからこの際はっきりさせたい。

俺は潤の手を握りしめた。

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