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はっぴぃえんど⁈

第37章 story37 あぷろーち❸

*Oside*

嫌だった?
愛を感じた?

翔くんとのキスを思い出しながら、何度も心の中で自問自答を繰り返す。

「嫌……じゃない?…」

雅「リーダーどうしたの?ブツブツ言ってるけど?」

あっ、いつのまにか声に出てた。

和「飲み過ぎですか?翔さんにつられてたくさん飲んだんじゃないですか?」

「あっ、いや…」

雅「さっきから、イヤ、イヤって聞こえるけど、何か嫌なことでもあったの?」

「いや…嫌な事っていうか、いや…なんて言ったらいいか」

和「ホントに、イヤ、イヤって…はっきり言ってくださいよ。気になるじゃないですか」

どうしよう。五人に関することなんだから二人に相談してもいいのかな?
それとも自分で考えるべきかな?
再び心の中で自問自答が繰り返され始めた時、二人の腕に包まれた。

雅「翔ちゃんに何か言われた?」

こういう時の相葉ちゃんは、なぜか鋭い。

雅「告白でもされた?」

ほ〜ら、核心を突いてくる。

和「俺たちには、何でも話してください。恋人でしょ」

こういう時の和は甘い。
チュッと俺の唇にキスをして、心を溶かしてくれる。(いつもは身体もだけど…)

俺は、翔くんとの出来事を包み隠さず二人に話をする事にした。

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