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はっぴぃえんど⁈

第5章 story5 れんあい O×N

*Nside*

足取り重くスタジオに入ると、大野さんはセットの中心にいた。
今はできるだけ避けたい人だが、仕事だから仕方がない。
嵐・二宮和也を演じることにする。

「ちょっと、どういうことですか?ツーショットに変更って?」

智「あっ、…ごめん。もっと優しい笑顔が欲しいって言われて…。でも出来なくて…。それで雰囲気を出すならニノが一緒のほういいからって…」

「優しい笑顔なんてアナタの得意分野じゃないですか?そもそもアイドル何年やってるんですか?笑顔ぐらいパパッと作ってくださいよ!」

眉を下げて困った顔をする大野さんに、ちょっとキツく言い過ぎたかなと反省。
迷惑をかけてごめん、と小さな声で謝る大野さんに、今度は優しい言葉をかけてあげる。まったく世話がやけるなあ。

「まぁ、俺がきたから大丈夫でしょう。笑えないなら、こちょこちょでもしてあげましょうか?どこが弱いんでしたっけ?」

智「えっ、いいよ。大丈夫。」

後ずさりする大野さんに近づき、脇腹を擽る。

智「ち、ちょっと、やめて…、
ははっ、くすぐったい。はははは〜」

「笑えるじゃないですか。ほら、今のうち撮ってもらいましょう!お願いしま〜す」

早く撮影を終わらせたいのもあり、無理矢理大野さんを笑わせ、撮影を開始した。

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