テキストサイズ

はっぴぃえんど⁈

第5章 story5 れんあい O×N

*Oside*

撮影が終わっても、俺に寄りかかったまま、固まっているニノ。
やっちゃった〜と呟いている唇が、やけに色っぽく見えた。

顔を覗き込むと、ニノはプイッと顔を逸らし、俺から身体を離して戻って行く。

俺が何かやっちゃったのか?
まぁ、色々ご迷惑をかけたには違いないけど。

無言のまま、ニノを追いかけるように、控え室に戻った。

控え室は、撮り終えた相葉ちゃんは次の仕事のため帰って行き、翔ちゃんと松潤はスタジオに向かった為二人になる。

うーん、どうしよう。
ニノに声をかけてもいいかな。
とりあえず、今日のお礼をと思いニノに声をかけた。

「ニノ、今日は色々ありがとう。迷惑かけちゃって悪かったと思ってる」

和「気にしないでください」

「お礼にさぁ、飯でも行こうよ。
高級ハンバーグでも何でもいいから、好きなだけ食べて!」

和「気を使わなくても大丈夫ですから」

急にニノの俺への態度が変わったように感じる。
なんか、素っ気ない?
でも、俺を嫌がっている感じはしない。

やっぱり、迷惑かけられて怒ってるのか?
それとも、俺の気持ちに気づいた?

ニノの気持ちがわからず、モヤモヤしてきた。











ストーリーメニュー

TOPTOPへ