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Baby love

第27章 翔くんとお父さん。




S「ご、ごめんっ、」



M「お父さん相手に何バカな事言ってんの!
あと俺減らねぇから!!」



S「すみません。」



M「さっさと座りなよもう!」



「またイチャイチャし始めるんだからこの子達は。」



S「イチャイチャなんてしてねぇよ。」



「こないだだって、潤くんにお腹空いた〜って甘えた声出してたじゃない。
新婚みたいな会話で、お母さんの方が照れちゃったわよ!」



「ああ、それは母さんから聞いたな。
お揃いのカップを使ってるらしいな。」



S「余計な事話してんじゃねぇよ!」



てかちょっと待てよ。



S「父さんに話したイチャイチャしてたって、その話?」



「そうよ?」



S「なんだ、てっきり玄関で押し倒されてた時の事かと・・・、」



M「翔くん!!」



「玄関で・・・?」



S「・・・・・」



しまった。
急いで口を塞ぐが、時すでに遅し。



「お前、玄関で松本くんを・・・?
そういう事に口を出したくはないが、玄関でというのはどうなんだ。」



「お父さんっ、きっと今の時代はそういうものなのかもしれないわ!」



S「母さん?!」



余計に恥ずかしくなるフォローはやめてくれ!!



「しかしな母さん、まだ寒い時期だろう。
しかも押し倒されてたって、ちゃんと合意のもとなんだろうな?
松本くんは嫌がってるんじゃないのか?」



「お父さん、押し倒されてたのは翔の方です。」



「・・・なに?!」



これでもかというほど、父さんの目が見開いている。





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