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友人に光あれ。

第2章 モテる

俺の家から今日は少し遠出して、片道車で1時間ほどかけてショッピングセンターというか、デパートというか…そんな感じの所に着いた。


海「あー…やっぱり片道1時間はキツい。帰りお前が運転なァ」

空「勝手だよな、ぶつけてやっからな」




そんな話をしていると、いつもっちゃあそうなんだが、今日もやはり感じるのだ。
人目を…。
俺ではなく隣のヤツが見られてる。
チラリと回りに目をやると
「イケメンなんだけど!」
的な会話も聞こえてくる。
やはりこいつはモテるなぁと改めて思う。



「すいません!あの、よかったら仲良くしてほしいんですけどっ…メアドとかダメですかね…?」

びっくりした。逆ナンかよ。
いや、でもかわいい。美人だ。
俺はタイプだな、うん。


それはさておき、海斗の返事は…?




海「あー…ごめん。俺彼女いるんで…」

嘘つきやがれ!!!
彼女どころかお前はチェリーだろが!!!




「あっ…そうですよね!ごめんなさい…っ」

嗚呼…半泣きになりながら行ってしまった



空「お前なあ…」

海「いや、タイプじゃないからさ…嘘つくのはよくないじゃんか」


彼女いないのに居るという最大の嘘をついておいてよく言うよなホント!!



モテるヤツはやっぱりムカつくなあ…

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