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友人に光あれ。

第3章 ズレる

しばらく服屋とか靴屋を廻った後、本屋にきた。
丁度気になっていた本があったから、買うことにしてレジに行くと海斗が急に立ち止まり…


海「おい!おい!やべぇ!」

空「なに?なにがやばい?」

海「すっげぇタイプの子いた!レジのメガネの子!」

空「え!?いやぁ…それなら絶対さっきの子の方が可愛いだろ!?」




海斗の言う可愛いはズレている…
申し訳ないが今こいつの言っている女の子も正直見た目で言うと凄く地味で1つに束ねた髪も無造作というか…もちろん化粧もしてなく美容やオシャレに興味が無さそうだ…


海「いや、断然あの子だよ!さっきの子なんか化粧しすぎて原型ないじゃんか…つけまつげとかさ…なにあれ…」

空「タイプじゃないのは分かるけど、言いすぎだろーよっ!!つか、俺はあの子の方がNOなんだけど」

海「お前次NOとか言ったら置いて帰るぞ、バカっ!!」




やっぱりいまだに海斗の女の子の趣味が分からん…

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