テキストサイズ

第4章 drama

((日高side))






今日はMV撮影の日






少し撮影が長引いてしまったが,なんとか終了







スタッフ「以上で終了となります!長くなってしまいすみませんでした。AAAのみなさんお疲れ様でした!」

全「ありがとうございました〜!」

與「外めっちゃ雪降ってるで!!」

千「そういえばイルミネーションやってるよ!みんなで行かない!?」

宇「ごめん,今日は例のあれが…」






実彩子には親が決めた婚約者がいるらしく


今日は婚約者と会う約束をしていたそうだ





宇「イルミネーション,寒くて苦手なの〜(笑)
みんな楽しんできてね!!」





実彩子はそう言うと楽屋を出て行った



ずっと実彩子を見ていたから,あいつがイルミネーションが好きなことくらい知っている




強がって,無理して,余裕そうにして




今まではそれが実彩子の生き方だった




俺はそれを変えてやりたい





心の底から笑って生きてほしい






浦「イルミネーション,電気代やばそうだよね」

千「直也くん超家庭的なんだけど!!(笑)」

秀「千晃よりしっかりしてる(笑)」

西「あたえ!ハートの下で写真撮ろ!」

與「絶対嫌や。1人でやってて。」




イルミネーションを見ている途中も,実彩子のことが気になって仕方なかった





浦「日高,行ってくれば」

日「え?」

浦「はやく。行かなきゃいけないとこ,あるんだろ?」




直也くんには全部見透かされてたみたいだ





日「直也くんありがと。行ってくる」

西「え!日高!俺とハートの写真とってよ!」

浦「俺と撮ろっか♡」






実彩子が今日行く先は,イルミネーションが見える場所にある




食事もそろそろ終わる時間だ





人混みの中をくぐり抜け,実彩子の元へ走った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ