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はしたない女の子は好きですか?

第5章 ▼たまには乱れてどうでしょう


無慈悲な機械に私は絶頂への連れていかれた。

がくがくと体が痙攣しているのが分かる。
頭が真っ白になって、快感が弾けたのがわかる。

あ、私…ローターでイっちゃった。
機械なのに、無機質なのに、簡単にイかされちゃった。
大きな声あげて…。

イった余韻で頭がぼーっとする。頭の片隅でヴーンというローターの振動音を捉えていた。
部屋の中が、私の荒い呼吸とローターの振動音でいっぱいになる。
そんな状況を呆けた頭で、第3者のようにとらえていた。

「イっちゃったね」
「うん………」
「気持ちよかった?」
「…うん………」

いつもならこんな風に素直になれないのに、なんだかいまは恥ずかしい質問にも素直に頷いてしまっていた。

「可愛かった。志織好き」

私をぎゅーっと抱きしめた。
あったかい…。
あ…気持ちよかったけど、やっぱり…。

私も弘樹をぎゅーと抱き締め返して

「…いれて」

と小さく呟いた。

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