
はしたない女の子は好きですか?
第1章 ▼たまらないのはこっちだ。
新さんの唇が耳、首筋を伝って胸へ到達する。そしてピンと尖ったそれを口にふくんで、舌先で舐め上げた。
「ひゃ、あぁっ」
「由美はこうされるのが好きか?」
「・・・わかんないです。でも、気持ちいです・・・」
「可愛いな」
新さんは私の乳首をなんどもなんども舐め上げる、そしてたまに甘噛みを混ぜつつ、確実に敏感なそこに快感を与えていく。
「んんっ。ふ、ひゃぁっ・・・。新さん、そこばっかり・・・」
「ん?」
胸元から顔を上げて、新さんが私の顔をじっと見る。私は気恥ずかしくなって顔を思わずそらしてしまう。でも新さんの口角が二っとあがったのを見逃さなかった。
「ごめんな。右だけじゃなくて左もかまってやるからな」
「?! ちがっ、あ、あぁっっ」
新さんは左の乳首をついばむ。そして片手で右のほうもこねるようにして弄る。
あ、もう。
私、新さんに翻弄されてる。
新さんベッドの上だと意地悪だ。
本当は、本当は下も触って欲しいのに。
きっともうぐずぐずになっているそこを触って欲しい。
乳首を刺激されるたびに、体がのけぞって下がキュンキュンしてるのがわかる。
はしたなくてぐちゃぐちゃなそこを、触って欲しいなんて言ってしまいたいけど、はしたなすぎるかな・・・。
でもこんなの生殺し状態だ。
「新さ・・・。もう、もう限界です」
「なにがだ?」
あ、その顔。絶対分かってるくせに。
「もう、たまらなくなってきてるから、し、下も触ってください・・・」
