
はしたない女の子は好きですか?
第3章 ▼もっとみたい
体がビクっとなって、唇の重なりがずれる。
「あ、あぁっ」
そのときひーくんが、女の子みたいに可愛く喘いだ。
塞がれていないその声は、さっきよりも響いて可愛い。
前の彼氏との時は、エッチは何度かしたけれど、こうやってしてあげることなんて全くなかった。
私が単純にしたくないと思っていたからなんだけど。
ひーくんは違う。
ひーくんが感じる顔をする度にきゅんきゅんするし、もっともっとそういう顔が見たくなるし、可愛い声も聞きたいと思う。
ひーくんの可愛いところをみたくてしょうがないのだ。
私はつるつるとぷにぷにした先のほうを、こすりあげるように触った。
「あっ!」
ひときわ甲高い声をひーくんがあげた。
先からは汁が溢れて止まらない。
「ひーくん、気持ちいい?」
「ん。きも、ちぃ…」
「どうされるのが好きですか?」
「人にされるの初めてだから、よく、わかんない…」
「え、初めてなの?」
「こんなえっちなことするの、梨奈が初めてだ、もん…」
