
はしたない女の子は好きですか?
第3章 ▼もっとみたい
私の言葉にひーくんはたじろいだ。
「別にこのまま終わってもいいけど…」
ひーくんのまだなお元気なそれを一瞥する。
さっきからイきそうになってはそらされたそれは、昂っている。
ひーくんは、困り顔をして顔を真っ赤にして、私の腕をつかんだ。
「いじわるっ……」
その言った時の顔が本当、食べちゃいたいくらいに可愛いって代物だったから、私の中のなにかが一気に振り切れる。
その表情は煽りととりますからね。
「食べちゃいたい」
私のその耳元での囁きに、ひーくんは肩を小さく震わせた。
そして、真っ赤な顔で小さく頷く。
もう観念したようだ。
私はそれの箱をパカっとあけた。
end
