
はしたない女の子は好きですか?
第3章 ▼もっとみたい
私のやってることはとても意地悪で脅迫に近いことだ。
イきそうになるのをさっきから止めては、焦らすように首筋にキスをする。
「イきたい?」
「イきたいけど、でも、いれたらっ…」
「ひーくんは挿いれたくないの?」
「…。挿いれたいよ。そりゃ…。梨奈とえっちしたいとかはおもってるよ…。でもまだ早いかなって、それにオレ避妊のとか持ってないし…」
「私が持ってるから」
私は予め準備しておいたそれを引き出しから取り出してひーくんに見せつける。
ひーくんは驚いた顔をして、そして少し困り顔になった。
「あ、今。してもいいって思った?」
「そんなっ…………す、少しくらいは」
ひーくんは正直だ。
少しひーくんの決意が揺らいだのが表情にもでていた。
それでもまだ、決意は折れていないようで。
「それでも、でも…まだ早いし」
「えっちは早いけど、私にはイかせてもらおうっておもってるの?それはセコいよー」
「うぅ…」
