テキストサイズ

腐男子恋愛日常-parallel world-

第3章 ~3人の腐男子達~

◇道中◇

「~♪」

俺は今、楽しいのと嬉しい気持ちでいっぱいだった。


「歩と真と腐男子友達になれたし、俺並みに強い奴と戦えたし♪」

歩は、良い奴だ。

俺のこと、最初は怖がってたけど…。

ヤンキーと腐男子の両方を、受け入れてダチになってくれた。

「あと、俺はともかく真も全力は出してないと思うから、次に戦う機会があれば本気で戦いたいな」

しかし、最初に真と戦った時に少し違和感がした。

真とは、今日初めて会って戦ったのに以前にも、同じやりとりをした事あるような感じがしたんだ。

「まぁ、気のせいだろう」

そんなことを考えているうちに、JR天王寺駅が見えてきた。

◇日向家4階・真の部屋◇

-真視点-

「梶研磨さんか…。」

最初、見た目で判断してしまったけど話してるうちに、段々と悪い人には見えなくなっていた。

良い人で、兄さんも楽しそうだし心配はしなくて良さそうだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ