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おさななじみ。

第1章 再会


「ただいまー」

という声とともに、私はリビングに姿を現した。

「……あれ?」

誰もいない……


ふと見ると、そこにはお母さんらしき文字で置き手紙があった。

『今日は翔太くんが帰ってくる日だけど、お父さんとお母さんは、海外の出張で2週間帰ってこれないから、翔太くんのことよろしく頼むね』



……ええっ!?

2週間も?!


「えぇー……」

呻き声をあげながら、制服から普段の私服に着替えた。

翔太、どんな風になってるんだろう。

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