
おさななじみ。
第2章 欲情
そこから夕飯までは、たわいない話を楽しんだ。
昔の思い出話やら、これから話やら、生活のことやら、いろいろ。
落ち着いたところでお風呂の準備をした。
「じゃあ翔太、私先にお風呂入ってきちゃうね。」
「あ、あぁ!わかった」
そこで、私は服を脱いで、頭と身体を洗い、浴槽に浸かった。
……翔太、すごくかっこよかった。
喉仏とか、鎖骨とか、完全に男って感じだった。
大きくて、ほんとに、抱きつきたくなっちゃうような…………
……って、私何考えてるんだろ……!
早く出なきゃ。
ポタポタと垂れる水滴を拭き、濡れた髪の毛をまとめて、タオルを身体に巻き部屋へ向かった。
