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妄想∞短編小説

第4章 橙×黄   

丸「なぁ、亮ちゃん」

錦「なに」

丸「結局、携帯で何みてたん?」

錦「教えんゆぅたやろ」

丸「えー、でも気になりますやん」

錦「じゃあ、絶対誰にも言わん?」

丸「言わん!」

錦「絶対引かん?」

丸「引かん!」

錦「絶対俺のこと嫌いにならん?」

丸「ならん!」

錦「じゃあ、みせる」

そういって錦戸が差し出した携帯を丸山は受けとる。

丸「え、これって俺の画像…?」

錦「そーや、悪いか!」

丸「え、でもなんで?」

錦「お前が好きやから…かっこええから…みてまうんや!もぉ、携帯かえせっ」

丸「うわー、亮ちゃん可愛すぎや、俺のこと好きすぎやな、でも、目の前に本物がいるんやからこっちくればええやん」

錦「そんなん、はずかしぃやん」

丸「はずかしがらんでええのに…」

錦「ばーか!」

丸「亮ちゃんさ」

錦「なんや」

丸「いっつもは俺にバカとかお前とかおいとか言ってくるやん?」

錦「うん」

丸「やけど、ヤってる最中は俺の方が上やん?やから、いつもはお前って言ってる亮ちゃんが俺の下で乱れてるとめっちゃ優越感」

錦「なにそれ、マルきもいわ」

丸「でも、亮ちゃんもいつもお前とか言ってるやつにええようにされて嬉しいやろ?亮ちゃんドMやもんな」

錦「なっ、マルのばーか!」

丸「あ、否定しないんや、図星やなっ」

錦「もぉまるなんか知らん!」

そういってそっぽを向いてしまう錦戸

丸「機嫌なおしてぇー、ごめんな、」

錦「じゃあ、キスしてくれたら許す」

丸「そんなんでええの?」

錦「はやくっ」

触れるだけのキスをする

錦「まる、好きや…」

丸「俺も、亮ちゃん好きや」


~end~

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