テキストサイズ

妄想∞短編小説

第6章 緑×黄 1話

錦「キス…したいんやろ?」

錦戸の目からは大量の涙が溢れてくる

大「亮ちゃん、泣かんで…嫌ならええんやで?泣くまで我慢せんで?」

錦「嫌やないから…キス、せぇや」

錦戸がそう言うと大倉はキスをする
先程錦戸からされたように優しいものではなく、舌を絡め唾液を交わらせる。

錦「んっ…ふぁっ、んんっ…ふっ」

二人はどちらの唾液かわからなくなるほどキスをしていた。口を離すと唾液の糸が光る。
そして、もう一度舌を絡め合う。

錦「ふぁっ…あっ、んっ…」

二人が口を離すと大倉の目からも涙が溢れてくる。そして、錦戸は優しく大倉を抱き締める。

錦「辛いんやろ?いっぱい泣いてええから…」

その言葉がギュッっと大倉の心を締め付け涙がどんどんあふれでてくる。
大倉は気持ちが落ち着いてきたのか涙の量は減り、しだいに涙は止まった。

錦「大倉…大丈夫か?」

大「うん…」

大倉の返事を聞くと抱き締めていた腕を緩め大倉から離れる。
そして、大倉の顔を見つめ口を開く

錦「あのな、大倉」

大「うん」

錦「大倉が俺を好きなんは分かった。やけど、恋愛対象として見たことなかったから…」

大「わかってる」

錦「ごめんな…やけど俺と付き合わへん?」

大「えっ…?」

錦「そうすれば大倉が俺を好きなったように俺も大倉が好きになれるかもって…あっ、もちろん強制やないで!?嫌やったらええで?」

大「嫌なわけないやん!やけど、ホンマにええの?」

錦「うん」

大倉は錦戸に抱きつく

大「亮ちゃんありがと」

大倉は心のなかで亮ちゃん、ごめんなと呟く

ーーー珍しいあとがきーーーーーーー
はい、どうもまさひろでございます。
はじめてのあとがきです。
ちょっとこれを読んでくださった方々に言いたいことがありまして、普段、短編を書いております僕なのですがこの話につきましては長編にさせていただきます。すいません。ということで章のタイトルに1話や2話と書かせていただきます。その合間に短編もかかせていただきますのでそちらもよろしくお願い致します。それでは長々と失礼いたしました。次の更新も楽しんでいただければ幸せです。今後ともよろしくお願い致します。(・∀・`)

ストーリーメニュー

TOPTOPへ