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リアル

第3章 3

舞から自宅で開かれるというディナーパーティーに誘われた





この日空いていたサヨと美和、やっちゃんも誘って
舞の自宅近くを歩いて探している




あの角を曲がった辺りだと思うんだけど。




サヨが聞いた



ゆうちゃん、舞さんってどんな人なん?




綺麗な人やで。そういえば、名刺があったな〜




財布に入れておいた名刺をサヨに渡す




えー!うそー!テレビCMもしてる美容家の人だ!



サヨが声を高くして喜ぶ




え?!そうなん?知らなかった



ゆうはやっとじっくり名刺を見る




美和が立ち止まって驚く




ここの家?!




四人は一斉に声を出した




豪邸なんだけどー!!!




でかすぎて玄関が何処かわからん?!




ゆうがインターホンを見つけ、押した




ゆう!いらっしゃい〜
今、セキュリティー切るからちょっと待ってね




舞が話すと大きな門が自動で開き出した





門を通って玄関につくと、舞が腰に手をやり仁王立ちしている




満面の笑みで迎えられたが、バスローブ姿だったのでゆうと美和とやっちゃんは凍り付いた




サヨだけはバスローブ姿の舞に見惚れている




舞に促され、広いダイニングへと案内されながら



美和がゆうに小声で怒ったように聞く





ちょっと!何なのあれ?!何でバスローブ?!
意味分かんないんだけど?




風呂上がりだったのかな?




ゆうが誤魔化す




は?!呼んどいて風呂上がり?口紅して、髪はバッチリ巻いてるのに?
ゆう喰われるとこだったんじゃないの?



はっはっはっ〜



ゆうが笑う




舞がグラスを持ってきてくれ、ワインが注がれる




さすが、美容家なだけに、美容方法の話で女を盛り上げるのが上手い




まんまと隣に座ったサヨはもう舞に釘付けだ



目がハートになっているのが分かる




舞の止まらない営業トークにも、美しさにもどっぷりハマってしまっている




舞さん何でそんなに肌綺麗なんですか?触ってもいい?



サヨが上目遣いにねだる



いいよ!



きゃー!つるつる!




盛り上がる2人を白々とみる美和





































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