テキストサイズ

※未定

第5章 心配

「俺が嫌なんっ…」


『お待たせしました。アイスコーヒーでございます』


「ありがとうございます」


「……だから、俺が嫌だか…」


『こちらチョコレートケーキになります』


何でさっきから被せてくるんだよっ。


「華邑くん。早く食べないと、バイトの時間になっちゃうよ?」


俺はしぶしぶ目の前にあるケーキにフォークをさした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ