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※未定

第6章 尾行

急に華邑くんは近くにいたおばあさんのところへ駆け出した。


「おばちゃん大丈夫か?早く渡らないと赤になっちまうぞ」


するとおばあさんの近くにおいてあったビニール袋を持った華邑くん。


『あらまぁ…ありがとうねぇ…でも少し腰が痛くてね……歩けないんだよ…』


「ん。おばちゃん乗って。そっちのが早いから」


スッとおばあさんの前に座った華邑くんは、ビニール袋を片手に持ちながら信号を渡っていった。

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