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※未定

第1章 華邑 優利

もうすぐ夏休みか…とりあえずバイトのシフトどうするか決めねぇとな…


そんなことをぼんやりと考えながらラーメンを食べ終え、12:00に弟たちのいる布団へ入った。


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俺が起きたのは2:30だった。30分で弟たちのご飯を作り、新聞配達をすべく家を出た。


バイトの面接のとき、18歳と嘘をつき、3:00頃からバイトをさせてもらっている。


6:00に仕事を終えると、一旦仕事場に戻り、公園のトイレで制服に着替えた。


そして学校に着いたのは遅刻すれすれの8:00だった。


俺の通う新浜高校は家から自転車で約1時間30分。


俺の頭にあう公立高校はここしかなかったため、授業開始時間が多少早くてもここにするしかなかった。

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