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theDecalogue

第3章 淫猥な操り人形

「直ぐにいくなんて困ったお姫様だな。またこんなに濡らして足りないんだろ?もっと気持ちよくしてやるからな」
真聖は玩具のコードに繋がれたままの優花を抱き上げると、ベッドに横たえた。
真聖がボタンを操作して、振動と畝(う)ねるような動きが強くなると
「…ああ…っ…はぁ…んっ…だめぇ…っ…ああっ…んん…っ」
「ほら、また気持ちよくなってきただろ?」
体の奥が熱くなると肉壁が玩具を締め付けて、蜜壷から水音を立てて愛液が溢れてくる。
優花の脚を開いて真聖が頭を埋めると、硬くなった優花の蕾を悪戯に舌先で突つくと吸いつき、小刻みに動く舌使いで水音をたてて舐めまわす。
「…もう…だ…めぇ…んっ…んん…っ…また…いっちゃ…う…っ…玩具…っ…外してぇ…お願…い…っ」
「仕方ないな」
優花の肉壁を広げて蠢いていた玩具を抜きとると
「…ああ…っ…んんっ」
優花は名残惜しいように甘い声を漏らす。
「優花はどうして欲しいんだ?」
優花は思わず言葉に詰る。
「黙ったままじゃわからないだろ?何が欲しいんだ?おねだりの仕方は教えただろ?」
優花は頬を赤く染めて小さく首を横に振った。
「はっきりと言わないと聞こえないぞ。欲しくないのか?」
真聖は優花の胸を揺らすように強く揉みながら急かす。
優花は耳まで赤く染めて
「…はぁ…んっ…お兄ちゃんの…熱くて大きいの…優花の中に…挿れて欲しい…の」
優花は目の前の快楽欲しさに本能が理性に勝る。
「ちゃんと言えるんじゃないか」
優花の言葉に真聖は満足げな笑みを浮かべている。

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