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theDecalogue

第1章 好奇心から始まった

闇が進み、辺りと同じように暗くなっていく彼女の部屋。
暗視スコープが付いているとはいえ限界がある。
闇に包まれ、彼女部屋が見え辛くなっていく。
動く気配も全くなく、もう眠ってしまったのだろうか?
暫く見守っていたが、彼女は灯りをつけてベッドから降りることも窓辺の椅子に座ることもなかった。
仕方なく覗くのをやめて彼女と同じようにベッドに転がった。
天井一面に広がる肌を晒した彼女の写真を眺めながら、ベルトを緩めて僕自身に手を伸ばした。

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