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ロークは、僕のズボンをずらして僕は片方の足を上げ、脱がせやすくする。

「俺は、泉坊ちゃまと初めて出会った日から、あなたのお世話をしつつお守りするのが生きがいなのです」

僕とロークが出会ったのは、１０年前。

僕が５歳で、ロークが１５歳の頃。

きっかけは、ロークの両親の事故死。

僕のお母さんと、ロークの両親は知り合い同士だったみたいだ。

僕の両親がロシアへ、新婚旅行に行った時に出会ったのがロークの両親。

旅先で、複数の強盗達に襲われそうになった僕の両親を、ロークの父親が助けて以来、仲良しになった事も教えられた。

ロークの両親と、僕の両親の交流は年に４回だけだったらしいけど、親睦はかなり深まってたみたい。

「何より、両親との親睦があったとはいえ…。
まだ中学卒業したばかりの俺を引き取り、執事としてこの家に置いて下さった事に恩を感じているのです」