陽だまりの唄
第1章 変わらない日常
仕事を終えて会社を出たのが21時。
これもいつも通りだ。
規則通り17時半で終わったことなんて一度もないんじゃないかな。慣れてしまえばこんなものだ。
比較的空いている電車に乗って自宅の最寄り駅に着くと、夜中まで営業しているスーパーに寄って夕飯の材料を買った。
惣菜はあまり好きではないから、出来る限り自炊するようにしている。どんなに忙しくても手作りにこだわっていた亡き母の影響もあるかもしれない。
マンションに着けば22時になるところ。
シャワーを浴びてから簡単な夕飯を作って食べる。
1時までは私の勉強時間。
会社から持ち帰った資料に目を通したり、旅行誌やガイドブックなどを読む。ヘッドフォンから流れているのは英語だ。
旅行業界で働くのは私の夢だった。
もちろんいいことばかりではないけど、こんなにやりがいのある楽しい仕事はない。
もっともっといい仕事をしたいから、毎日の勉強は欠かさないと決めている。
だって頑張った分だけ結果を出せるから。
今日の私、お疲れさま。
明日はもっと素敵な一日になる!
母から教わった寝る前のおまじないを心の中で呟く。
布団に潜り込んだ私は、あっという間に深い眠りへと誘われた。
これもいつも通りだ。
規則通り17時半で終わったことなんて一度もないんじゃないかな。慣れてしまえばこんなものだ。
比較的空いている電車に乗って自宅の最寄り駅に着くと、夜中まで営業しているスーパーに寄って夕飯の材料を買った。
惣菜はあまり好きではないから、出来る限り自炊するようにしている。どんなに忙しくても手作りにこだわっていた亡き母の影響もあるかもしれない。
マンションに着けば22時になるところ。
シャワーを浴びてから簡単な夕飯を作って食べる。
1時までは私の勉強時間。
会社から持ち帰った資料に目を通したり、旅行誌やガイドブックなどを読む。ヘッドフォンから流れているのは英語だ。
旅行業界で働くのは私の夢だった。
もちろんいいことばかりではないけど、こんなにやりがいのある楽しい仕事はない。
もっともっといい仕事をしたいから、毎日の勉強は欠かさないと決めている。
だって頑張った分だけ結果を出せるから。
今日の私、お疲れさま。
明日はもっと素敵な一日になる!
母から教わった寝る前のおまじないを心の中で呟く。
布団に潜り込んだ私は、あっという間に深い眠りへと誘われた。