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風俗課に配属されました

第9章 初仕事の相手は元カレの友人

「なぁ、若菜」
「……え?あぁ……ごめん……なに?」

斗真社長のことで頭がいっぱいになっていた。

「おまえら、とっくの昔に別れてたん
だってな」
「……そうだけど」

俊二は深い溜め息をつく。

「この前の飲み会で知ったんだよ。
別れた当時に知りたかったわ」
「どうして?哲哉から聞いてなかったの?」

哲哉というのは元カレ。

哲哉の押しの強さに根負けして
付き合ってはみたけど好きになれず
高校の卒業を機に私から別れを告げた。

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