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風俗課に配属されました

第12章 有坂仁志 風俗課を利用する事情①

「落ち着きませんか?」
「いやいや……そんなことは……」

強張っている脚を無理に動かしながら
佐々木の隣に距離を空け座った。

狼狽えている姿を見せたくなかった。

「私は有坂課長の娘さんではありません」
「そんなことは……分かってるよ」

頭では充分に理解している。

しかし……

下半身は敏感に反応してしまっている。

娘と同年代の佐々木を
女として見てしまっている自分が居る。

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