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風俗課に配属されました

第122章 俺も一ヶ月前を振り返る②

『事情は知らないけど、聞くつもりもない。
じゃ、これまで通りセフレで』

その発言に俺は……

汚いものを見るかのように
若菜を蔑んだ。

『若菜が好きなのって俺自身じゃなくて?』

少なくとも俺は
若菜の内面を見てきた。

そして好きになった。

『フフフッ……あはははははッ!!!
ウケるッ!!!超ウケるんですけどッ!!!』
『……若菜?』

開き直っているようにも
感情を抑えているようにも見えない。

……本気で笑っている。

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