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風俗課に配属されました

第124章 俺も一ヶ月前を振り返る③~現在

『ゃめてぇぇぇッッッ!!!
こんなのいやぁぁぁッッッ!!!』

半ば強引に……

犯されたと訴えられても
文句のひとつも言えないほど……

冷静さの欠片も無い状態で……

無我夢中で若菜を……抱いた。

……

『ぅぅッ……ぅぇッ……ぉッ……ぉぇッ……』

若菜は終始泣き、嗚咽が止まらない。

俺が若菜を……壊した。

『俺と若菜には縁が無かった。それだけ』

手を差し伸べることもせず
小さな若菜を置き去りにして
部屋を後にした。

互いを嫌いになる方法が
他に見当たらなかった。

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