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風俗課に配属されました

第15章 瀬戸奏多 風俗課を利用する事情①

「瀬戸さんも初めてのエッチのつもりで
お願いします」
「……うん」

「初めてのエッチ」って、いい響きで
今の俺に向いている。

「私は初めての相手が散々でしたから
記憶を塗り替えました」
「佐々木さん。面白いこと言うね」
「だって初めてのエッチは最高の思い出に
したいじゃないですか。でも男の人は
違うのかな」

最高の思い出とはいかなくても
せめて見逃してほしかった。

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