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☆時計じかけのアンブレラ☆

第12章 キミの夢を見ていた

side M

情事の跡を洗い流して、2人でベッドに横になっている。

「潤くん、ありがとう。

このすげー忙しいなか、いろいろ…」

「好きな人の為だからね〜(笑)。
皆も喜んで協力してくれたからさ。
ほんとありがたいね」

「一昨日のあのドキドキの授業って…」

「ああ。あれドキドキ=サプライズみたいな演出だったんだけど。前フリね(笑)

ワクワク学校1日目の最中にきっとスタッフの方からもケーキ出されるんじゃないかと思って。

ひと足先に…お祝いしたかったからさ」

「そこまで考えてたんだね!
さすが潤くん」

かずの髪を撫でて、優しく抱き締めた。

「今年もかずと一緒にいられて嬉しかった」

「何言ってるの?

ずーっと一緒だよ」

「ふふっ。

ありがと」

おやすみのキスをして、手を繋いだまま眠りについた…。


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