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☆時計じかけのアンブレラ☆

第1章 秘密 <伝えたいこと>

しばらくすると、お風呂から声が聞こえてきた。

「かずー!」

「んー、なにー?」

「かずも一緒に入ろ?」

「え?」



無理やり連れ込まれ、体を洗って今、湯船の潤くんの腕のなか。


「かず怒ってる?」

「…ううん」

「ごめんね」

「…うん」



「お…俺、逆上せちゃうから先出るね!」

「あ、うん」

はぁ〜、潤くんの腕のなかに包まれてたら、だんだん熱くなってきてヤバかった。。


そういえば、あの3人、プレゼント何くれたんだろ?

大騒ぎの前に、翔さんが、
「これ、俺らからプレゼント。
あとで開けてね」
と、くれたものだ。


潤くんもお風呂からあがってきて、2人でリビングにいる。

「かず、コレ開けてみる?」

「そうだね。何かムダにでかいけど、なんなんだろ(笑)?」

包みを開けると、そこには色違いのバスローブ。

「わー、お揃いなんだ!」

「オシャレー!」




「なんかもう一個、箱あるけど…」

「開けてみよう」


「え?コレって…」

「…ローション??」

「「…………////」」




「…かず、抱いていい?」

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