僕は君を連れてゆく
第33章 白状しろっ!!! from、BB
ここは、取調室。
犯人に証拠を突きつけた。
「証拠は揃ってる。」
目の前のこの小さい箱。
金色のリボンでラッピングされたこの箱。
これは明らかに昨日のバレンタインデーを意識したもので。
これは、大切な証拠品だ。
「これ、どうしたの?」
俺は怒っている。
でも、優しく聞くよ。
だって、この犯人は絶対に口を割らないから。
このやり取りをして早30分。
向こうは目すら合わさない。
控えめなノックの音がした。
「はい!」
「この部屋、あと30分です。二宮さん、いい加減素直になったらどうですか? 」
松潤が顔を出してそう告げてドアを閉めた。
ニノは少し口を尖らせ頬を赤くしてる。
「ナニ?!松潤は知ってるの?」
まさかの、松潤への態度に混乱する俺。
一瞬、目があった。
「知ってるっていうか…」
どんどん、下を向く。
でも、耳まで赤くするニノ。
可愛い…
って、
じゃなくて!!
「松潤が知ってて、なんで俺が知らないんだよ!
誰からもらったの?」
俺は机に手をついて顔をニノに近づける。
バッと顔をあげたニノ。
「っつ!!もらってねぇーーよ!!」
「はぁ?じゃ、なんであんな大切そうにして持ってんだよ!」
そう。
いつものように昨日の帰りニノに一緒に帰ろうと声をかけたら何かを隠した。
俺はそこまで、勘は良くないと思う。
でも、何かを隠そうとしてるのはだいたい、わかる。
そして、それが大切なのか、も。
犯人に証拠を突きつけた。
「証拠は揃ってる。」
目の前のこの小さい箱。
金色のリボンでラッピングされたこの箱。
これは明らかに昨日のバレンタインデーを意識したもので。
これは、大切な証拠品だ。
「これ、どうしたの?」
俺は怒っている。
でも、優しく聞くよ。
だって、この犯人は絶対に口を割らないから。
このやり取りをして早30分。
向こうは目すら合わさない。
控えめなノックの音がした。
「はい!」
「この部屋、あと30分です。二宮さん、いい加減素直になったらどうですか? 」
松潤が顔を出してそう告げてドアを閉めた。
ニノは少し口を尖らせ頬を赤くしてる。
「ナニ?!松潤は知ってるの?」
まさかの、松潤への態度に混乱する俺。
一瞬、目があった。
「知ってるっていうか…」
どんどん、下を向く。
でも、耳まで赤くするニノ。
可愛い…
って、
じゃなくて!!
「松潤が知ってて、なんで俺が知らないんだよ!
誰からもらったの?」
俺は机に手をついて顔をニノに近づける。
バッと顔をあげたニノ。
「っつ!!もらってねぇーーよ!!」
「はぁ?じゃ、なんであんな大切そうにして持ってんだよ!」
そう。
いつものように昨日の帰りニノに一緒に帰ろうと声をかけたら何かを隠した。
俺はそこまで、勘は良くないと思う。
でも、何かを隠そうとしてるのはだいたい、わかる。
そして、それが大切なのか、も。