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ガラスの靴がはけなくても

第8章 眠りたくない夜


部長が感じてるってことにも嬉しくなって、そんな部長を見て感じちゃう私は変態なのかもしれない。


「…ッ!…喰わえるの上手だな。あんなに苦しそうだったのにもうイイんだろ?」


「はぁっ…けい、じさんと一つになれて、嬉しいから…気持ち良くなっちゃう…ッ!」



一つになることがこんなにも気持ちいいなんて知らなかった。
こんなに乱れた姿を見せれるのも部長だからって安心感があるから。


ぎゅっとしがみついた私に一瞬動きが止まった。
見上げた顔が赤くなった気がしたのは気のせい……?



「今のは反則。一回で終われると思うなよ?」



「…え?なに?……って、やぁっ!急に、はげしっ…!そこ一緒にしちゃ!やあぁぁッ」



太股を抱え上げてさっきよりも深く打ち付けて、繋がった上にある蕾を愛でるように優しく撫でる。
くちゃくちゃと水音が部屋中に響いて、あまりの卑猥さに頭がクラクラする。

私の反応を見て、イイ所を見つけるとそこばかりを可愛くない部長の熱い杭で擦り上げられ突かれる。



「そんなに気持ちイイ?自分で腰まで振って」


「っ…き…ち、イイよぉ!やんっ、ダメっ!またっ…!!けい、じすきぃ…けいじ…っ」


「ッ…俺ももうもたねぇ…っ!ほら、莉乃イけ」



「あっ、やああっ!イッちゃうっ…ッ!あぁぁっ」



今日一番の衝撃が走って、身体が弓なりに大きくしなった。



頭の中が真っ白で何も考えられないけれど。
彼の体温に包まれて、体も心もとても温かかった。


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