ガラスの靴がはけなくても
第3章 理性と本能
こんな風に羞恥を越えて快感に溺れることなんて初めてで。
今までに感じたこともない快感に、感覚の全てが部長に触れられるところに集中している。
「ココも良さそうだけどコッチは?」
「んんっ!!あぁ…、はぁ、んッ…!!」
胸の先を弄ってた指が、濡れる秘芽へと下りてきて円を描く様にゆっくりと撫でる。
優しく触られてるはずなのに、感じる刺激は優しくない。
「あっ、やぁ…あああっ!そんなに…っ、しちゃ…あっ!」
「好きなんだろ?締め付け強くなってる。コレ擦られるのそんなに気持ちいい?」
「あ、っやあぁ…!なん、か…くるっ!や、ああっ」
脈打つように収縮を繰り返す秘部。
中と外をぐちゃぐちゃに擦られて、あまりにも感じ過ぎて何も考えられない。
だけど、限界がすぐそこまで来ているってことだけは分かって―……
「もう限界?」
「もっ、だめ…っ!ぶちょおっ、やめっ、!ああっ」
「イけよ。俺に触られて、俺を感じながら」
「あっ、あっ!だ、めだめぇ…っ、激しくしない、で!も…やめっ、あっ、ああああ!!」
……―何かが弾ける感覚と同時に、身体が大きく跳ねて頭の中が真っ白になった。