きっと あなたと・・・
第154章 ーまだ-柊- ー
柊『・・・ごめん』
「謝らないでよ^^せっかく会えたのに・・どうせなら笑ってよ^^」
俯いた僕の頬に詩織さんの手がそっと触れると、
また胸が痛くなって・・・なぜか泣いてしまいそうだった。
柊『ん・・・』
「ほら、コーヒー冷めるよ^^」
柊『ん、詩織さんのも冷めるよ』
「私はいいの・・・猫舌だもん」
カップのフタを開けると、恐る恐る口をつける詩織さん。
大丈夫だったのか、嬉しそうに飲んでる・・・
普通のことなのにかわいいって思うのは、やっぱりまだ好きだからかな??
振られたのに、僕も諦めが悪いな・・・