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半社会人(仲村慶彦の憂鬱な日々社会人編)

第50章 モテて羨ましいなぁ…


こんな娘達に自慢してるのか、あのオヤジは。

「んじゃさ、ここの娘達と親しい関係者になった話とか聞いた事ない?」

唯じゃわかんねぇだろうな。

「あぁ、前にいた娘とは仲良くなって彼女になったとか聞いた事はあるょ」

ホントに女好きだな、あのエロオヤジは!

「で、その娘はもう辞めちゃったの?」

「うん、つい最近辞めたよ。彼氏が出来たからって」

彼氏?まさか彼氏って野村か?

「その彼氏ってのは、あのオッサンか?」

「んーでもあの娘、野村さんの彼女ぶってたからね、店でも」

てことは今も付き合ってる事なんだろうか…

オレは野村と亜美の事を唯に話した。

「ウソっ亜美パイセンが野村さんと?マジで?」

「マジなんだな、これが」

「…」

「ん?どうした?」

「実はあのルイって娘とこの前辞めた娘が野村さんの事で揉めちゃって」

「ぬゎにぃ~?」

「辞めた娘はマリンて名前の娘で、野村さんが指名の事でルイと揉めちゃって」

「ほーほー」

「んでマリンて娘が野村さんに【アタシとルイどっちが良いの?】とか迫っちゃって」

「何だその展開は?」

「マリンは野村さんの事好きになっちゃったらしく、他の娘を指名するとかなりキレて店側でも困って、問題起こすようなら辞めてもらうしかないって言ったら、じゃあ辞めますとか言って辞めたんよね」

はぁ、たかだかエロオヤジの為に店まで辞めたのか…

「そんなエロオヤジが亜美の彼氏ってどう考えても無理だろう」

「亜美パイセンはシッカリしてるから野村さんの事は相手にしてないんじゃないのかなぁ」

そんなもんなのかなぁ…

しかし野村ってモテるんだな。

羨ましいなぁ、あのエロオヤジ!

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