半社会人(仲村慶彦の憂鬱な日々社会人編)
第7章 女好きの上司
翌日はいつものように時間通りに起きて、会社に向かった。
おれは一応社会人だから、とりあえず働いている。
しかし、あの泡沫ってヤツ、ニートだったとは。
オレみたいなボンクラでも社会人やってるのに働いてないなんてふざけたヤローだ!
まぁいい、アイツはサークルから永久追放だ、ワハハハハハ!
さて、今日も夕方まで地味~に仕事すっかな。
「仲村」
「はい」
今呼んだのは上司の野村だ。
確かに42才で厄年だ。
「お前か、この発注受けたのは」
ん?伝票に目をやる。
あり?オレが何日か前に発注受けたヤツだ。
「あ、はい、そうです」
「お前発注の数間違えてんぞ!オレが気づかなかったらエライ事になってたぞ!」
「あ、は、はいすいません」
「オメーみたいなヤツはこうしてやる、ワハハハハハ!」
「痛い、いたたたたぃ、ギブ、ギブ~っ!!」
オレは野村にパロスペシャルを決められた。
マジ痛ぇ~っつうの、野村!
しかし、この野村にオレは可愛がってもらっている。
野村はバツイチで、元嫁の下にはJkの一人娘がいる。
そしてその一人娘の家庭教師をしていたのは、オレの妹、亜美だ!
何て狭い世の中なんだ!
高校の頃は、半径5キロ圏内の狭いヤツだと嘆いていたが、大人になった今でも行動範囲が狭い!
…まぁ休日はほぼ引きこもりな生活してるからな…
オレは大学を卒業して、今の会社に就職した。
で、去年から念願の一人暮らしを始めた。
とはいえ、実家から僅か数十メートル離れた、六畳一間のアパートなんだが。
だから、帰りは実家で飯を食って風呂入ってからアパートに帰るという、まるで一人暮らしになってない一人暮らしをしている。
だが!オレは一人暮らしをしたかった!
一人暮らしをすれば、妹に気兼ねなくAVが観れるからな、ギャハハハハ!
そうそう、妹の亜美は大学を卒業し、某一流企業の受付嬢をやっている。
兄のオレと違い、容姿端麗、才色兼備、ん?
同じ意味か?
まぁそんなもんだから、出来の悪いオレとはエライ違いだ。
多分彼氏もいるんじゃないかな。
おれは一応社会人だから、とりあえず働いている。
しかし、あの泡沫ってヤツ、ニートだったとは。
オレみたいなボンクラでも社会人やってるのに働いてないなんてふざけたヤローだ!
まぁいい、アイツはサークルから永久追放だ、ワハハハハハ!
さて、今日も夕方まで地味~に仕事すっかな。
「仲村」
「はい」
今呼んだのは上司の野村だ。
確かに42才で厄年だ。
「お前か、この発注受けたのは」
ん?伝票に目をやる。
あり?オレが何日か前に発注受けたヤツだ。
「あ、はい、そうです」
「お前発注の数間違えてんぞ!オレが気づかなかったらエライ事になってたぞ!」
「あ、は、はいすいません」
「オメーみたいなヤツはこうしてやる、ワハハハハハ!」
「痛い、いたたたたぃ、ギブ、ギブ~っ!!」
オレは野村にパロスペシャルを決められた。
マジ痛ぇ~っつうの、野村!
しかし、この野村にオレは可愛がってもらっている。
野村はバツイチで、元嫁の下にはJkの一人娘がいる。
そしてその一人娘の家庭教師をしていたのは、オレの妹、亜美だ!
何て狭い世の中なんだ!
高校の頃は、半径5キロ圏内の狭いヤツだと嘆いていたが、大人になった今でも行動範囲が狭い!
…まぁ休日はほぼ引きこもりな生活してるからな…
オレは大学を卒業して、今の会社に就職した。
で、去年から念願の一人暮らしを始めた。
とはいえ、実家から僅か数十メートル離れた、六畳一間のアパートなんだが。
だから、帰りは実家で飯を食って風呂入ってからアパートに帰るという、まるで一人暮らしになってない一人暮らしをしている。
だが!オレは一人暮らしをしたかった!
一人暮らしをすれば、妹に気兼ねなくAVが観れるからな、ギャハハハハ!
そうそう、妹の亜美は大学を卒業し、某一流企業の受付嬢をやっている。
兄のオレと違い、容姿端麗、才色兼備、ん?
同じ意味か?
まぁそんなもんだから、出来の悪いオレとはエライ違いだ。
多分彼氏もいるんじゃないかな。