半社会人(仲村慶彦の憂鬱な日々社会人編)
第8章 よし、キャバクラ行くぞ!
オレはこの会社に勤務し、野村には色々と面倒を見てもらった。
年は離れているが、アニキみたいな頼れるとこもあるし、会社から一歩外に出れば、ただのスケベなオッサンと化す。
そんなスケベオヤジだが、入社間もない頃、オレを見て一言
「お前まだ童貞だろ?」
と即座に見抜かれてしまった。
何でだ!
何で知ってんだ、このオッサン!エスパーか?エスパーなのか?
地球侵略を企むエスパーなのか、お前は?
オレは思わず「は、はい」と返事してしまった。
何でそんな事がわかるんだ?
オレはかなりビビった。
でも童貞だからって、オレの事をいじるワケではなく
「お前がその気になれば、彼女の一人や二人簡単に出来るぞ!早くオトコになれ!」
とまで言ってのけた。
マジか?マジで彼女出来るのかオレは?冷やかしで言ってんじゃねぇぞ、このオヤジ!
「まずは女に慣れなきゃな。よし、今日仕事終わったらキャバクラ行くぞ!これも社会勉強だ!いいな!」
なんて事を言われ、やんわりと今まで断ってきた。
誘いを断るからって、急に態度を変えるような事はなかった。
むしろかなり心配された。
「お前大丈夫か?そろそろここら辺で女に慣れないとマジでヤバいぞ!」
何て事まで言われる始末だ。
まぁ確かに客観的にオレという人間を見れば、この先女と仲良く出来るかと言えば、そりゃ無理に決まってるわな。
まぁそんなこんなで今日も仕事が終わった。
帰り際、野村に
「行くか、今日は?一度ぐらい経験しておけ。これはお前にとっちゃリハビリみたいなもんだ」
と言われ、リハビリか…
まぁリハビリだよな、マジで。
「じゃ、行ってみます」
と答えてしまった。
「よし!んじゃまずは一杯飲んでから行こう!お前もいきなりシラフでキャバクラなんかにゃ無理だからな。最初は居酒屋で飲んでから行くからな」
「ゎ、わかりました…」
大丈夫かなオレ…
不安を残しながら会社を後にした。
年は離れているが、アニキみたいな頼れるとこもあるし、会社から一歩外に出れば、ただのスケベなオッサンと化す。
そんなスケベオヤジだが、入社間もない頃、オレを見て一言
「お前まだ童貞だろ?」
と即座に見抜かれてしまった。
何でだ!
何で知ってんだ、このオッサン!エスパーか?エスパーなのか?
地球侵略を企むエスパーなのか、お前は?
オレは思わず「は、はい」と返事してしまった。
何でそんな事がわかるんだ?
オレはかなりビビった。
でも童貞だからって、オレの事をいじるワケではなく
「お前がその気になれば、彼女の一人や二人簡単に出来るぞ!早くオトコになれ!」
とまで言ってのけた。
マジか?マジで彼女出来るのかオレは?冷やかしで言ってんじゃねぇぞ、このオヤジ!
「まずは女に慣れなきゃな。よし、今日仕事終わったらキャバクラ行くぞ!これも社会勉強だ!いいな!」
なんて事を言われ、やんわりと今まで断ってきた。
誘いを断るからって、急に態度を変えるような事はなかった。
むしろかなり心配された。
「お前大丈夫か?そろそろここら辺で女に慣れないとマジでヤバいぞ!」
何て事まで言われる始末だ。
まぁ確かに客観的にオレという人間を見れば、この先女と仲良く出来るかと言えば、そりゃ無理に決まってるわな。
まぁそんなこんなで今日も仕事が終わった。
帰り際、野村に
「行くか、今日は?一度ぐらい経験しておけ。これはお前にとっちゃリハビリみたいなもんだ」
と言われ、リハビリか…
まぁリハビリだよな、マジで。
「じゃ、行ってみます」
と答えてしまった。
「よし!んじゃまずは一杯飲んでから行こう!お前もいきなりシラフでキャバクラなんかにゃ無理だからな。最初は居酒屋で飲んでから行くからな」
「ゎ、わかりました…」
大丈夫かなオレ…
不安を残しながら会社を後にした。