テキストサイズ

半社会人(仲村慶彦の憂鬱な日々社会人編)

第12章 美花(メイファ)の日記


プロフィールなんてのは、バカ正直に書くもんじゃないっつーの!

オレなんかプロフィールには
【神が舞い降りた時に生まれた天才、それが私なのだ!】ってテキトーな事しか書いてないぞ、おいww

しかも好きなタイプの項目には
【我、巨乳を好む】
それしか書いてないからな、チョーテキトーでいいんだよ、どうせ会えないんだからww


…はぁ、だから出会いがないのかな。

何だか虚しくなってくるな。

よしっ!どうせ虚しいんならこのメイファってヤツに何かコメント入れてみよう!

どうせ会えないんだから、何書いたっていいだろww


オレはそのメイファのポエマー気取りの日記にコメントを入れた。
【過去の日記からざっと目を通したけど、そんな事ばっか書いてるってのは病んでるんじゃないの?悲劇のヒロインぶるのもいいけど、人から同情を得ても所詮サイトの中だけじゃんww 】

ワハハハハハハ!

書きたい事書いてやったぞ!


よく、こんな恥ずかしい事を日記に出来るな、コイツww

さて、風呂入って寝るかな。

そして風呂から上がり、またサイトを開いたら一通のメールがきていた。

誰だぁ、またサクラか?と思いつつ内容を見たらメイファからのメールだった。

【日記にコメントありがとうございます。
だけど私は病んではいません!
何故、からかうようなコメントをするのでしょうか?
イヤならば日記を見ないで下さい!それと何を書こうがワタシの自由です!】

何だコイツ!たかがメールとは言え、腹立つヤツだ!

ならば応戦しよう!

【何を書こうが自由と言うならオレが思った事を書くのも自由だろ!サイトで注目浴びてるからっていい気になるなよ、おいっ!
何時なんどき何の発言でも受けてやる!】

よし、返信書いてやったぞ!

まぁこれで拒否食らってコイツの日記見れなくなるけどいいか!

…明日は仕事だ、さっさと寝よ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ