テキストサイズ

半社会人(仲村慶彦の憂鬱な日々社会人編)

第35章 結婚?


「いえ、それが仕事はまだ辞める気がないみたいなんですが、私も親もウチの手伝いをしてくれとは思ってませんし、先方の条件が結婚しても仕事は続けたいという事だったので」

「んじゃ、結婚を前提にしたお付き合いってヤツ?」

「は、はい、そういう事になります」

何だよストライカー!
童貞からいきなり結婚かよ!
wwwwww
大丈夫かよ、初夜はww

「で、いつ結婚するの?」

「とりあえず来月にはウチに移る予定ですから、その後ですね」

「やったじゃん!ストライカーおめでとう!バンザーイwwwwww」

「あ、ありがとうございます!」

「だったら弾丸も呼べばよかったのに」

「いや、そう思ったんですが弾丸さんはお酒飲めないですし、あのサークルの主催者はジョニーさんですから。まずはジョニーさんに話しておかないと、と思いまして二人にした方がいいかなと」

「えぇ~、弾丸はそんな事気にしないよ。だったら弾丸も呼ぼうよ」

「来てくれますかね」

「弾丸はそんなヤツじゃないよ」

オレは弾丸にメールをした。

【マジ?ストライカー結婚?で、今どこ?行くよ行く行くwww】

すぐに返事がきた。

「行く行くーだってwww」

「よかった来てくれるんですね」

「だから言ったじゃん。弾丸はストライカーの事祝福してくれるんだからさ」

オレたちは弾丸が来るまで飲んで食べて笑った。

しばらくして弾丸が店に現れた。

「久しぶりー、ストライカー結婚だって?おめでとう!オレも一杯だけ飲んじゃおう」

弾丸はオレたちの中じゃ最年少だが、友達想いのヤツだ。

「よし、じゃ改めてストライカーの結婚にカンパーイ」

「カンパーイ」

「皆さんありがとうございます」

オレと弾丸はストライカーの結婚をささやかながら祝福した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ