無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

【キメーww】

【二人ともチョーキメーww】

ダメだ！

コイツら依存し過ぎだ。
仕方ない、強制的に解散しよう！

オレは解散というクリックのボタンを押した。

(サークルは解散しました)

これでよし！
コイツらはまた新たに童貞集めてサークルを作るんだろな。

悲しいヤツらだ。

しばらくサイトは止めよう。

オレも少しサイトに依存してるしな。

するとサイトを通じてメールがきた。

【私大丈夫です(^^)】

へっ？あー、最年長のヤツからだ。

確か41才だとか言ってたな。

ハンドルネームは(^^)

(^^)はよく意味の解らん写真を載せたり、ワケの解らん発言をする。
ぶっちゃけ、オレはコイツが苦手だ。
何せコミュニケーションがとれない。
何モンなんだコイツは？

【大丈夫って何が大丈夫なんだ？】

オレは(^^)に返信した。

すると、ラーメンの写真やら、レンタルビデオ屋で借りたであろうDVDの写真を次々と送ってきた。

【(^^)！何だこの写真は？】

【私好きな人じゃなきゃダメです】

はぁ？

【私昔はモテました(^^)】

ウソつけ！

【私料理はアレンジが得意です(^^)】

意味が解らねえ！

【私心が25才だからわかります(^^)】

何が25才だ！
相手にするのよそう！
確かストライカーがメールのやり取りしただけでかなり疲れると言ってたがホントにコイツは疲れる！

【わかったわかった。じゃ頑張って彼女探せよ】

そう書き込んでオレはサイトを閉じた。

世の中には童貞をこじらすとああいうアホになっちまうんだと思い知らされた。