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半社会人(仲村慶彦の憂鬱な日々社会人編)

第39章 アンタ仕事しろよ!

翌朝行きたくないが、出勤した。

ストライカーのヤツ、オレの事沙織にあれこれ言ったのかな?

決して童貞だという事だけは言わないでくれ!

会社に着き、机に座る。
まだ沙織は来てないみたいだ。
顔合わすのイヤだな~。

「あ、おはよう仲村君」

沙織だーっ!

「あ、おはようございます」

オレは悟られないよう、無表情で挨拶した。

「仲村君さぁ、ユースケさんとSNSで知り合ったんだって?」

やっぱり!ストライカーのヤツ、沙織に言ったのか!

っていうかユースケって名前なのか、ストライカーは?
知らんかったwww


「いや、まぁその。何て言いますか、はい」

ヤベッ、テンパってんぞオレ!

「へぇ、そうなんだぁ。ユースケさんと仲村君かなり年が離れてるよね?どんな話ししてたの?」

何故そんな事を聞いてくんだ?

しかも、何だそのニヤけた顔は?
まるで、お前の事は全部丸解りとでも言わんばかりに思えてきた。

「いや、ゲームっすよ、ゲーム仲間の1人ですよ」

動揺してるのバレてないかな?

沙織はオレの目をジーっと見つめる。

ヤバい、バレたか?っていうかオレを見るな!

しかし、綺麗な目だな。
キリッとした目で、吸い込まれそうだ。



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