
いろいろ嵐 〜短・中編小説~
第2章 風邪 ~二宮×相葉〜
そこそこ人通りの多い歩道を全速力で走った
久々にこんな全力で走ってるかもしれない
そんな俺をすれ違いざま不思議そうに見る人達がいたがそんなのどうでもいい
今は和のことしか考えられない
目の前の青信号がチカチカしている
いつもの俺なら渡らない
でも今回は渡ってしまった
心の中でお母さんと警察の人にごめんなさいをして全力で和の家まで走った
いつもなら20分はかかるが10分で和の家に着いた
急いで合鍵を取り出し鍵穴に入れる
毎回チャイム鳴らしてから開けろって怒られるけど今回はしょうがないよね…
雅「お邪魔します!和!大丈夫!?」
リビングにはいない
寝室の扉を勢いよく開けると、手にスマホを持って床に倒れている和がいた
雅「和!大丈夫!?」
和「……ま…さき…?」
和の傍に行き抱き上げるとその体はとてつもなく熱かった
余裕で39度は超えているであろう
ゆっくり抱き上げベッドに降ろしてやる
すごい汗の量だった
近くの机を見ると解熱剤があった
ちゃんと薬は飲んでいたから安心した
こんな高熱になるまで1人で耐えた和
なんでも自分でやろうとする和も好きだけどこんなんになる前に頼って欲しかったな…
久々にこんな全力で走ってるかもしれない
そんな俺をすれ違いざま不思議そうに見る人達がいたがそんなのどうでもいい
今は和のことしか考えられない
目の前の青信号がチカチカしている
いつもの俺なら渡らない
でも今回は渡ってしまった
心の中でお母さんと警察の人にごめんなさいをして全力で和の家まで走った
いつもなら20分はかかるが10分で和の家に着いた
急いで合鍵を取り出し鍵穴に入れる
毎回チャイム鳴らしてから開けろって怒られるけど今回はしょうがないよね…
雅「お邪魔します!和!大丈夫!?」
リビングにはいない
寝室の扉を勢いよく開けると、手にスマホを持って床に倒れている和がいた
雅「和!大丈夫!?」
和「……ま…さき…?」
和の傍に行き抱き上げるとその体はとてつもなく熱かった
余裕で39度は超えているであろう
ゆっくり抱き上げベッドに降ろしてやる
すごい汗の量だった
近くの机を見ると解熱剤があった
ちゃんと薬は飲んでいたから安心した
こんな高熱になるまで1人で耐えた和
なんでも自分でやろうとする和も好きだけどこんなんになる前に頼って欲しかったな…
