テキストサイズ

いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第2章 風邪 ~二宮×相葉〜

(二宮)

朝起きた時から体調がいつもと違うのはわかった

風邪引いたわ…

俺あんま風邪引かないけど1回風邪引くとすごい高熱出るんだよね

だからすぐ解熱剤飲んで寝た


昼頃目が覚めるとさっきより体は怠いししんどかった

和「…久々に風邪引いたわ……こんなしんどいっけ…?」

重い体を起こしトイレに行こうと立つと眩暈がしてフラフラした


トイレから壁伝いでなんとか寝室に戻ってきた

……ホントこんなに風邪って辛いっけ…?
ちょっとしんどすぎるんだけど…


ベッドにたどり着く前に眩暈がひどすぎて床に倒れてしまった

今日雅紀と会う約束してたけど無理っぽいな…

メールで今日無理って言いたかったけど文字を打つのもしんどい
バイト中なのに電話するのは気が引けたけど少しでも声を聞いて安心したかったから思いきって電話した

すぐに出た雅紀

雅「もしもし和?電話してくるなんて初めてじゃない?どした?」


「今日会えない、ごめんね」って伝えたいのに声が全く出ない

雅「和?大丈夫?具合悪い?帰りそっち寄ろうか?」

雅紀が俺のこと心配してる


「心配かけてごめん」

出ない声で謝って俺は意識を失ってしまった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ